妊娠を希望する女性にとって気になるのは生理のことではないでしょうか。 女性の7割は生理不順を経験したことがあるといいます。
生理不順とはどのような状態を指すのでしょうか?生理不順だと、妊娠が難しくなったりするのでしょうか? 気になる生理不順と妊娠の関係についてご紹介いたします。
そもそも「生理不順」ってどういう状態?
月経にまつわる悩みで最も多いのが「生理不順」です。月経は「月のもの」なんて別名もあるとおり、概ね1か月に1度、規則正しい周期で訪れます。 この規則正しい周期が崩れてしまうのが「生理不順」、すなわち、月経周期が乱れている状態です。
生理不順であるからといって、即時に問題があるというわけではありません。 生理周期はぴったり28日!という方ももちろんいらっしゃいますが、人間の身体は機械ではありませんから、微妙なずれはよくあることです。 風邪薬を飲んだ、ストレスが多かった、そんな日常のちょっとした変化でも生理周期には影響があるほどです。 少しの日数のずれは気にする必要がありません。
生理周期の数え方
月経の周期というと、生理が終わった日からカウントしてしまいがちですが、これは間違いです。
生理の開始日から次の生理開始日の前日までが「生理周期」になります。 正常であれば25日~38日。「2か月に1度しか生理が来ないから自分は生理不順だ」と思っている方でも、よくよく数えてみると38日で、生理周期が長めなだけ、というパターンもあります。気になる方は、一度カウントしてみるといいでしょう。
一時的に、生理周期がこの正常の範囲から外れてしまっても、ゆっくり休養を取っているうちに正常な状態に戻るようでしたら、心配する必要はないでしょう。最近ではプラセンタ※1に含まれる成長因子や栄養素が生理不順を調整してくれるとも言われてますので、体調管理も大切です。
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生理不順だと妊娠しにくい?
どの程度の生理不順であるかにもよりますが、生理不順イコール妊娠が難しいというわけではありません。 短期的な生理不順であれば、気にしなくていい場合がほとんどでしょう。 ただし、単純に、生理周期が長ければ排卵の回数が少なくなります。
25日周期であれば、1年間に14回の排卵がありますが、38日周期では9回ですから、3分の2になってしまうのです。 排卵の回数が少なくなるほど、妊娠のチャンスは減ってしまいます。
また、3か月以上生理がない方は注意が必要です。この場合、生理不順ではなく「無月経」という別の症状になります。 生理不順、無月経だと思ったら、実は妊娠していた、なんて方もまれにいらっしゃいます。 おかしいな、と思ったら産婦人科を受診するようにしましょう。
個人的には、婦人科系の悩みのための栄養補給としてピクノジェノールをおすすめします♪
生理不順かな?と思ったら、まずはゆっくり休養を取ってリラックスをして過ごしてみてください。 それで通常の生理周期に戻るようならば、気にする必要はありません。
生理不順はよくある症状です。体を冷やさない工夫や、妊娠しやすい体を作るための食べ物とったりと、日ごろの食生活を見直してください。それでも、どうしても心配ならば専門医に相談してみてくださいね。